ノーベル化学賞吉野彰氏は「1948年1月、吹田市で生まれ」とのことなので同学年。日経の「私の履歴書」に大学紛争当時のことを書いておられたのでメモしておきます。日本史の福井博夫くんが吹田の生まれだった。私も吉野氏と同じく《全共闘運動には共鳴しないが、この運動はいったい何かと関心を寄せ、大きな社会変革が起こりつつあるのかと意味を考える「ノンポリ関心派」》に分類されると思う。吉野氏の述懐大学闘争は日本だけでなく世界の多くの国で起きていた。いまから考えると、70年前後は世界の大きな変わり目の時期だった。私たち団塊の世代は様々な立場で大学闘争を経験したが、社会のこと、日本のこと、世界のことをこの時期ほど真剣に議論したことは後にもなかった。》がよくよくわかる。そしてまた、今その時代がめぐってきたように思えるのだが。全共闘世代に火の気はありやなしや!?

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